この数字は何だと思いますか?
これは、「日本で子宮頸がんワクチン接種を受けた方のうち、重篤な副反応などなく健康に暮らしている人」の割合です。
先日開催された日本ワクチン学会で大阪大学産婦人科の医師が発表されたそうです。
子宮頸がんワクチンは、子宮頸がんの主な原因であるヒトパピローマウイルスの感染を防止するワクチンです。
同時に、小6-高1までの娘を持つ保護者へのアンケートの結果もご報告されました。
- 娘に無条件に接種させたい・・・0.2%
- 勧奨再開したらすぐに接種させたい・・・3.9%
- 周りや知り合いが接種してから・・・16.9%
そして、この99.993%の話を聞くと、接種させたいと思う人の割合が明らかに上昇したということです。
なお、子宮頸がんは年間1~1.5万人(2024.8院長訂正:1万人)がかかり、年間約3500人(2024.8院長訂正:2900人)の方が残念ながら亡くなられています。
ちなみに、ヒトパピローマウイルスは男性にも感染し、男女問わず尖圭コンジローマというイボの病気を引き起こします。これは命には関わりませんが、治療が難しく外見に影響しますので精神的につらい病気と言われています。女性が接種することによってこれもある程度予防できます。
このブログをお読みの、娘さんがおられる保護者の方々はどうお感じになられましたか?
そして99.993%をみて、どうお感じになられましたか?
一度、夫婦で親子で考えてみてください。
もし疑問や質問がございましたら、当院までご相談ください。