「いしだの電子カルテ」さん
「いしだの電子カルテ」
当院の電子カルテの名前です、
本日、勇退の日を迎えました。
9年間本当にありがとうございました。
きっと誰もこのカルテの事をご存知ないでしょう。なぜなら日本で3医院しか使っていませんから。
私の伯父が、システムエンジニアでもないのに、ゼロから、ほぼ1人で作り上げました。信じられないことです。
それなりに忙しい時もある当クリニックでも、しっかり動いてくれて、小児科ならではの薬剤量計算や成長曲線もお手のもので、ほぼ不自由を感じませんでした。
はじめは自身の父親の病状を記録していたところからスタートし、親戚内で電子カルテにしようと盛り上がり、伯父がその気になり、プログラム書いて、東奔西走し最新情報を集めて、こんな素晴らしい電子カルテになりました。
開院したのが、2014年1月8日。
そこから時を刻んで今日まで、たくさんの患者さんの役に立てさせて頂いたと思います。
僕も、電子カルテの作成にアドバイスやリクエストをさせていただきました。時折システムバージョンアップに伯父が神戸に来て、話をするのが本当に楽しかったです。お酒が好きで、自動車のマツダで勤めていた時のことなどたくさん話しました。
その伯父が、志半ばでこの世を去ってしまい、僕だけでなくカルテに関わった人間が皆失意の中、カルテだけは、きちんと動き続けました。まさしく現代版「大きなのっぽの古時計」です。
もちろん石田株式会社の方々をはじめ、多くの方のお世話で、ここまでこの電子カルテを使わせて頂くことができました。
ありがとうございました。
もう今日で実使用は終わりです。
こんなに、電源オフにするのが、悲しくなるなんて想像していませんでした。
今でも、最高の電子カルテと思っています。
石田の伯父さん、最高のツールをありがとうございました。天国で宴会してください。
とうとう明日から予約システム
昨年実施した患者さんアンケートでも御要望の声が多かった予約制の診察が6/16からスタートします。
予約システムを導入するか?というところから始まり、どこのシステムを導入するか、運用ルールをどうするか…
何度もスタッフとミーティングを重ねて、ようやく漕ぎつけたというのが正直なところ
実はこの文章を書いている現在(6/15 20:50)も、最終調整を行っている最中です。
院長もスタッフも不安がないわけではなく(むしろ不安だらけ?)、
患者さんに不都合なく、無事に明日を乗り切ることができるのだろうか…という想いで一杯です。
とにかくここがはじめの一歩です。
実際に使ってみて、ルールなどの細かな変更を行うことがあるかもしれません。
その際にはご迷惑をおかけしてしまうこともあると思いますが、
もっともっと皆さんが使いやすいシステムにして行きたいので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
最後に重要なお願いが2つあります
その1
メールアドレスの登録を行ってください
ご登録いただきますと、予約完了時や予約確認のメールが届きます。
また、診療が近づきましたら自動的にメールでご案内が届きます。
ドメイン・指定受信・本文にURLがあるメール受信の拒否など制限をかけている方は、メールを受信できない場合があります。
【yoyaku@kajiyama-kids.com】からのメールが受信できるようにドメイン許可設定をお願い致します。
(ドメイン許可の設定方法については、お手持ちの携帯電話の取り扱い説明書をご覧ください)
その2
1つのメールアドレスで複数人の登録ができますが
1人目の患者さんで一度ID・パスワードを入力し、そのまま次の患者さんの登録操作を進めますと、ログイン状態となります。
ですので、トップページの右上にあります「予約メニュー」より一度ログアウトをして頂いてから、
2人目以降のID・パスワード入力をして頂く必要があります。
ご面倒かと思われますが、よろしくお願いいたします。
オンライン診療の対象者拡大
4/15日よりオンライン診療を開始しております。
院長もスタッフも使いこなせるかなど、不安を抱えながらのスタートでした。
多少の通信トラブルもありましたが、おおむね順調に診察が行えており患者様にも好評です。
そこで!患者さんのニーズが高いことと当院側も慣れてきたこともあり、5/11(月)よりオンライン診療の対象者を拡大させていただきます!
対象者はズバリ今までに当院を受診したことがある患者さんです。
最近受診してないけど、塗り薬が必要だとか、とびひみたいな湿疹が出てきた、少し咳や鼻が出た、急な発熱があるけど病院受診するほどではないと思われている方などが対象になると思います。
ただし、向精神薬・麻薬に該当するお薬の処方はできません。
また、できるだけ多くの患者さんがご利用できるように、診療時間は5分程度とさせていただきます。
ただ、初診の方にオンライン診療することに、正直いいますと不安がないわけではありません。
と言いますのは、今までは顔色診て、皮膚に何かあればそれを触って、喉を見て、聴診器で胸の音を聞いて、可能な限り正しい診断を行い、処方などを行ってきましたが、それをほとんどできなくなるからです。
しかし、今は、その不安を上回るほど、初診の方のオンライン診療を行うメリットがあると思い、することに決めました。
やはり、クリニックをできるだけ人が集まる場所にしない方がいいと判断しました。
幸い、すでに慢性疾患の方の診療をオンラインで行いましたが、お子様の顔色や皮膚の状態も思った以上にはっきり見えました。
オンライン診療だから、診断できなかったということがないように、努力していきたいと思います。
また、高熱など症状が強い場合やゆっくりお話しを聞いて診療を行わないといけないと判断したら、実際に受診していただくことをお願いすることもあります。そのあたり、オンライン診療の限界もご理解いただけると幸いです。
その他、注意事項などこちらをご覧ください。
みんなで、コロナを乗り越えましょう!必ず、夜は明けます!
遠隔診療(オンライン診療)
本日から、オンライン診療の受付を始めました。
一言でそう言っても、
「新型コロナウイルスの発生→患者さんは病院さえも(というか病院だから)行きたくないよなあ→オンラインで診療するのはどうだろう→オンラインと電話とはどう違うんだろう→よし。電話ではなくオンラインで診療を行おう→業者さんの→業者さんと何度も何度も打ち合わせ→スタッフさんと一緒に予約から診療、お会計などの流れをデモンストレーション→オンライン診療の受付開始。」という濃い長い道のりがありました。
オンラインで診療をやってみようと言い出して約8日間で開始できたのは、患者さんからもオンライン診療をしてほしいという声がありましたし、今はクリニックに行きたくないけどお薬がなくなってきたという思いを持った患者さんのために急がないといけないという想いをスタッフと共有できたからと思います。
もし今にでもお薬がなくなりそうな慢性疾患をお持ちの方は、オンライン診療をご利用してみてはいかがでしょうか。
1月8日に、開院5周年を迎えました。
わたしごとで恐縮ですが、1月8日に、クリニックを引き継いで5年が経ちました。
ありきたりな言い方ですが、長いようで短い5年間でした。
初めは、患者さんのために最高の医療をしたいという思いで開業しました。
でも、そのためには、クリニックスタッフが活き活きと輝いて仕事していないといけないということに遅ればせながら気付きました。
そのために何ができるかなと考えていると、今になった、と言う感じです。
先日、スタッフから、嬉しい5周年のプレゼントを頂きました。
きれいな紺色のセーターとクリニックのこの一年をまとめたオリジナルフォトブックです。
セーターは絶対に似合うって直観で分かったそうです。サイズも仕事中にさりげなく測ってたそうです。
着ると、本当にばっちり!!
どちらも一生の宝物です。物もですが、なによりその気持ちが嬉しいです。
そういういいスタッフに囲まれて、6年目に入っていきます。
まだまだ至らぬ点が多いクリニックですが、院長もスタッフも成長を続けて、「最高の医療」を提供できるように努力して参ります。
どうか宜しくお願いします。
開院2周年を迎えました
早いもので、本日1月8日で、開院して2年が経ちました。
この1年を振り返ってみますといくつか変化がありました。
たとえば、、、
- 保育士さんの方をスタッフに迎えました。あの、大きなからだのお兄ちゃんです。(「あの」っていっても知らないか??)子どもさんたちと遊んだり、折り紙をたくさん作ったりしてもらいました。残念ながら、今はあの保育士さんは居ませんが、今でも折り紙アンパンマンは大人気です!
- 夏のイベントでは、待合室一面にみんなでプラレールを作り電車を走らせました。
- 季節ごとの院内の飾りつけをたくさんしました。スタッフで子どもたちが怖がらずにクリニックに来てもらえるようにという気持ちで、時にはちょっと大きすぎない?と思われるものを飾ってみたりしてみました。
- 看護師さんを増員しました。できるだけ手厚い看護や、病気やホームケアの説明をして、時には子育ての相談にゆっくりのってクリニックからおうちに帰っても安心していただけるように心がけました。
少しずつですが、僕がやりたい医療ができていると実感しています。
でも、病気になったお子さんや保護者の方の不安からしたら、まだまだ足りないこともたくさんあります。
ホップ、ステップ。3年目の今年は、大きくジャーンプできるように、いろいろ考えていきたいと思います。
毎年言っていますが、「病気にならないことが一番。でも、もし少し不安なことがあった時に、気軽に相談できるクリニックと思っていただければいいな」