梶山小児科・アレルギー科 | 神戸市灘区にある小児科・アレルギー科

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院長ブログ

インフルエンザワクチンって効くの?

「インフルエンザワクチンって効かないって聞いたので今年どうしようか迷ってるんです」

最近良く聞かれる質問です。

おそらく慶応大学らが最近発表した研究結果をテレビなどのマスコミから聞いたのだと思います。

私も、テレビで見ました。そしてコメンテーターは「効果がないってどういうことでしょうね。今年どうしたらしたらいいんでしょうね。」と口々に言ってました。

それを聞くと一般の方は、効かないなら接種しなくていいかって思ってしまうと思います。

このあたりがテレビなどの情報の怖いところで、「効かない」という衝撃的な(聞こえの良い)言葉が一人歩きしてしまいます。

ここで、その研究結果を抜粋してお知らせします。(細かい検討もされていますが、今回は割愛します)

  • 生後6ヶ月から15歳までのデータである(つまり大人は関係ない)
  • 生後6ヶ月から11ヶ月までの乳児と13歳から15歳には有効性はなかった
  • B型の有効性は全年齢で低かった
  • 入院などの重症化を抑えた割合は、A型なら76%(トータルでも51%)あった
実際詳しく読むと、少なくとも1-12歳までは「効きまますよ」というデータですし、今年からワクチンにB型の成分がもうひとつ追加されるので結果は変わる可能性があります。

重症化を防ぐ効果については、むしろはっきり「ある」と証明されています。

また、生後6ヶ月から11ヶ月までの乳児に有効性が低いことは以前から言われていたので、特に驚くことではありません。当院でも、0歳児のインフルエンザワクチンは基本的にお勧めしていませんでした。

12歳や15歳になると受験などがありますので、接種される方も多くおられると思いますが、私個人的には接種する意味は十分にあると思います。

今年は、ワクチン価格も改定され医療機関ごとに違いますので、接種をお考えの方は当院までご連絡ください。


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