梶山小児科・アレルギー科 | 神戸市灘区にある小児科・アレルギー科

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院長ブログ

溶連菌感染

梅雨に入り、毎日天気が変わりますね。傘をもっていったらいいのやら、薄着のほうがいいのやら、悩みますね。

僕は、悩まないように車と仕事場には置き傘をしてます。診療所にも何本か傘を余分においてますので、途中で雨が降った時などはスタッフにお気軽に声をかけてください。

さて、溶連菌感染の話です。院内で結果がすぐ分かる検査ができますので、患者さんの中にはよくご存知の方もおられます。

最近流行っているようですので、ポイントだけお話ししておきますね。

・正式名称は「溶血性連鎖球菌」という細菌の名前です。

・ノドの感染だけではなく、とびひやすごくまれにひどい肺炎を起こすこともあります。

・ノドをかなり痛がったらとにかくまず受診してください。ちょっと痛いという程度ではありません。飲み物が飲み込みにくい、つばが飲み込みにくいなどという子どももいます。熱は、あまり高くないことも多いです。

・11月から7月頃まで流行ります。今の時期では「夏風邪です」と適当な病名ですまされる危険もありますが、正確に診断して、きちんとした治療をしないとのちのちに合併症を引き起こすことがあります。(ちょっと余談ですが、夏風邪という病気はありません。ただ夏にかかる風邪だから夏風邪と言ってるだけです。夏風邪についてもまた書きますね。問題は、夏風邪はほとんどがウイルス性なので抗生剤を使わなくても治りますが、時々夏風邪に抗生剤を処方される先生がおられます。これが問題で、抗生剤によって溶連菌感染症が一見治ったように見えてしまいます。これでは中途半端な治療になってしまいます。もう一つ余談ですが、「家にある抗生剤を飲んできました」と言われる方もおられますが、これもいけません。中途半端な治療になるからなのと、のどからの検査が正確に行えなくなるからです)

・受診して、ノドを綿棒でこする検査をすれば10分程度で診断がつきます。

・合併症の予防のために5~10日分の抗生剤を処方します。症状は1~2日で良くなりますが、処方された日数はきちんと飲んでください。

・熱が下がったら登園登校できます。

大体以上です。とにかく気になる症状があれば家にあるお薬は使わず信頼できる小児科にかかるようにしてくださいね。


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